3次元測定器による
大型製缶製品検査
設計3D-CADデータに
3次元測定器のスキャンデータを重ねることで、
様々な公差検証が容易に行えます。
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ノウハウ構築の経緯
我々山口製作所グループは、製缶品のものづくり拠点を、広島(向原、江田島)、中国、ベトナムに自社工場を持っております。
その中で、品質の最終責任を担っているのが、品質管理部門となります。
品質管理部門では、積極的に最新機器の導入により、品質向上の研究を重ね、
現在では、3次元測定器を適材適所に活用することで、生産性向上と共に、品質検査レベルを高める事に取り組んでおります。
具体的には、設計3D-CADデータに3次元測定器のスキャンデータを重ねることで、
様々な公差検証が容易に行うことができお客様が計測に困られていた事を解消いたします。
つきましては具体的な事例をご紹介できる資料をご案内させて頂きます。
今後とも、山口製作所の品質に対する新たな挑戦にご期待ください。
3次元測定でできること(新しい技術を導入することで検査精度を高めます)
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3D設計モデルとの比較検証
大型製品にも活用 -
タンクの真円度や歪測定
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類似製品や同一製品の比較検証
3次元測定器とは
3次元測定機とは、対象物に接触子を当て、縦、横、高さの三次元の座標を取得、
対象物の寸法や位置関係、輪郭形状、幾何公差などを高精度に測定できる測定機です。
3次元測定器を使うことで、ノギスやマイクロメーター等、従来の測定器では測定が困難な項目を、
簡単に、より高精度で測定することが可能となります。
大型の製缶検査や複雑な機構で測定自体が難しいプラント検査等、従来の測定方法では対所の難しい検査を、
より正確に、より効率よく行うことが可能となります。
計測データは3D-CADの設計データとの照合・比較も可能であり、より高精度な比較検証、真円度や歪測定も可能です。
設置方法では据え置き型、ポータブルタイプの2種類があり、
測定方法では接触型、非接触型、レーザートラッカー、レイアウトマシン等がございます。
3次元測定の特徴
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Point1
非接触型大型構造物の3D-CADデータと3次元スキャンデータとの照合により
間違いを即座に検知できる。-
測定データ(左)
図面データ(右) -
合体データ
接触型柱などの仕口などで、障害物により対角寸法など測定が難しい箇所も、
容易に計測可能に。 -
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Point2
寸法測定が難しい部材は3次元測定器を用いて必要な寸法を正確に
計測することが可能。複雑な形状をした、製品の長さや角度の検査は、手作業の検査だと計測誤差が心配になります。
また、複雑な構造のプラント検査、大型製缶検査においては計測自体も困難を来します。
こうしたケースでも、3次元測定器を用いることで必要な寸法を正確に計測することが可能となりました。
また、溶接前と溶接後の変異も確認できるので、狙い寸法の設定にも役立ちます。
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1
L:70M W:70M H:70Mまで測定可能
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2
大型で複雑な部品の正確な3Dドキュメント作成を寸法検査が可能
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3
高額な製作ミスを回避できます
山口製作所とは
創業57年のお客様からの実績と信用をもって、
1.特急製作対応可能な向原工場
2.大型製缶品製作可能な能美工場
3.業界早期進出の中国工場・ベトナム工場での安価な物づくり
4.基本設計から製作輸送、そして据付作業支援まで含めたトータルサービスの提供
5.商社を通さない直接営業
を実行できる会社です。

サービス
山口製作所の特徴
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プラント業界における創業57年の
実績と信頼 -
プラント製品の構造から
製作設計~製作までのOneStop対応。 -
日本製作だけでなく、
中国、ベトナム製作といった
グローバル展開